🗓️10月某日
この日は、私にとって心と身体の限界を感じていた、けれど一歩前に踏み出せた大切な一日になりました。
🏥身体の不調が教えてくれた「心の声」
最近、理由もなく続く体調の不調に悩まされていました。産後の「あるある」で片付けられない、漠然とした不安感や動悸、食欲不振…。

「この不調の原因は一体何だろう?」
そう思い、午前中に産婦人科を受診しました。

数々の身体症状を訴えましたが、診察の結果は、産婦人科領域からは離れている可能性が高いとのこと。そして、先生から出た言葉は、「心療内科の受診」を勧める紹介状でした。
正直、ショックと不安が入り混じった気持ちになりました。「まさか自分が」という思いと、「やっと原因がわかるかもしれない」という微かな希望です。
🕊️偶然の再会と助産師さんの温かい言葉
この日、たまたま病院には、長男のアー君(2歳)の出産でお世話になった助産師さんがいらっしゃいました。私は、意を決してこれまでの状況を打ち明けました。
私の話に耳を傾け、優しく言葉をかけてくださった助産師さん。
「産後、自分の身体のことより子どものことを優先して、本当に頑張りすぎたんだね。大丈夫、今はとにかく、ママ自身を一番大切にしてあげて。」

その言葉は、張り詰めていた私の心をふっと緩めてくれました。この日、助産師さんの存在にどれだけ助けられたか分かりません。気を張って病院に行った疲れもあって、帰宅後のお昼寝は文字通りバタンキュー。でも、その優しい言葉が、午後からの大きな不安を乗り越える力になってくれました。
💡心療内科探しで見えた一筋の光
心療内科はどこも予約がいっぱいだと聞いていたので、すぐに動きました。
案の定、1軒目に電話したところは「2ヶ月先まで予約で埋まっています」とのこと。やっぱりそうか…と諦めかけましたが、2軒目にかけたところ、なんとすぐに予約が取れました!
口コミはあまり良くないようですが、今は「少しでも状況が良くなるかもしれない」という希望を胸に、まずは受診してみようと思っています。この一歩が、きっと良い方向に繋がると信じています。
📚産後の不調に悩む方へ伝えたいこと
産後の心と身体の不調は、決して特別なことではありません。アー君とそうちゃん(0歳)の育児をしながら、私も今まさにその渦中にいます。
✅一般的に言われる産後クライシスや産後うつのサイン
- 急激な気分の落ち込みが続く
- 何に対しても興味が湧かない
- 睡眠障害(寝付けない、または寝すぎる)
- 食欲不振、または過食
- 理由のない不安感や焦燥感

これらは、身体の疲労やホルモンバランスの変化、育児のストレスが複雑に絡み合って起こるとされています。
【専門家の見解】
産後うつ病は、産後に生じるうつ病であり、放っておくと重症化するリスクがあります。厚生労働省の資料にもある通り、「おかしいな」と思ったら、ためらわずに専門家に相談することが最も重要です。
自己判断はせずに、まずは相談できる窓口を探してください。
- 産婦人科
- かかりつけの小児科(提携している心療内科がある場合があります)
- 地域の保健センターや助産師外来
- 心療内科・精神科
私自身、なかなか人に頼るのが難しい性格ですが、「ママが倒れたら、誰も笑顔でいられない」と気づきました。あなたも、どうぞご自身を大切にしてくださいね。
👨👩👦👦心穏やかな我が家の夕暮れ時
一方、パパはこの日、家のことを完璧にこなしてくれていました。洗濯、掃除、そうちゃんのお世話、そして新しく買い替えた食洗機のセッティングまで。パパのサポートには本当に頭が下がるばかりです。

パパから聞いた話では、アー君の保育園のお迎えでは今日も少し「イヤイヤ」が出たそう。車に全然乗ってくれず、玄関で20分ほどウロウロしていたみたいです。
でも、夕焼けがすごく綺麗だったから、外にいたかったアー君の気持ちも、なんだか分かる気がします。
帰宅後はちょこちょこ「イヤイヤ」もあったようですが、トミカで遊んでご機嫌が回復。夜はほっぺにチューをしてくれる可愛らしい一面も。 そうちゃんのお世話と家事の合間に、パパはシチューまで作ってくれました。
今日も家族それぞれが、それぞれのペースで一日を過ごし、穏やかな夜を迎えることができました。私の不調をきっかけに、家族の絆がより一層強くなっているように感じています。

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